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着物豆知識

①浴衣を綺麗に着よう!

浴衣の着付けは簡単?

一見誰にでも着れる浴衣、でも綺麗に着ている人は珍しいです。
ここでは、浴衣こそ綺麗に着る。それこそが【粋】を目指しましょう。

提案1:補正をしよう

綺麗な着付けの基本は補正です。
生地の薄い浴衣こそ補正が必要なのです。
バストは着物ブラジャー・または晒しで押さえます。
ウエストはタオルで平らに補正します。

提案2:便利な道具は使おう。

衿芯・抜き衿・コーリンベルト・前板を使います。
◎掛け衿の内側を解き、そこから衿芯を入れます(衿のだぶつきが無くなります)
◎浴衣の内側に抜き衿を付けます。(衿が綺麗に抜けて前に出ません)
◎コーリンベルトで衿先を引っ張ります。(胸元がはだけません)
◎前板でウエストのへこみをカバー。

この4点でうなじから胸元・帯がすっきりと収まり、着崩れもしません。
後は、帯を大きく上目に結ぶ事、頑張って下さい。
日産呉服では、着付け・着付け講習も行っています。TEL.06-6925-2717まで
■講習料1回:90分、¥3,300 

②着物のたたみ方:写真で解説 リンク参照

■着物・長襦袢のたたみ方。リンク参照

③背を高く見せたい!男女使えます。

背が高くなりバランスが良くなる”このみヒール&ヒール足袋を販売して居ります|大阪、日産呉服・都島店
■当店では、背が高くなりバランスが良くなる”このみヒール&ヒール足袋を販売して居ります。足袋の下にソールを入れて背を高く見せます。着物モデルも使用している優れ物です。男性のブライダル撮影にも使用しました。

④背が高すぎて裄(ゆき)が出ない

■先日、天神祭の浴衣の仕立てをご依頼頂きました。しかし、お客様の身長は180センチ、生地の幅は37センチでした。肩裄は、76センチです普通ではとても無理な寸法です。
袖を継いで何とか出来ました。以前には、お相撲さんの浴衣もさせて頂きました。さすがにこのときは、2反使いになりました。

⑤本加賀友禅とは(金沢の伝統工芸)

本加賀友禅とは(金沢の伝統工芸)
■友禅という言葉は江戸時代中期の絵師・宮崎友禅斎が発案した「糊で防染した、きもの模様の技法」 です。その技法は、京友禅、加賀友禅、十日町友禅に現在も引き継がれています。手描き友禅は、その模様の輪郭をなす防線のための 「糸目糊」が最大の特徴であり、美しさの生命線とも言えます。
 また、加賀友禅の特徴は、加賀五彩と言われる独特の色使いに有ります。加賀五彩とは、臙脂・黄土・藍・草・古代紫です。それらの色を使って、虫食いや先ぼかしの技法を駆使して友禅を仕上げます。

店主とスタッフが下村利明先生の工房にて加賀友禅作りを体験してきました。
加賀友禅の作り方&体験の様子はこちら

⑥単衣(6月・9月)の帯&小物合わせ。

■着物は、お召しになる季節に依って使える着物・帯・小物が変わってきます。
特に悩ましいのは、お単衣の帯・小物合わせだと思います。着物は、生地・仕立て方によって、袷・単衣・薄物(絽・紗等)に分かれます。大まかに、10月~5月は袷、6月・9月は単衣、7月・8月は薄物を使います。

単衣の着物とは、生地は袷と同じ物を使用し、裏なしで仕立てた着物の事です。当然長襦袢も裏なしの単衣襦袢を合わせます。

帯合わせですが、6月の単衣には夏物、9月の単衣には冬物の帯・帯締め・帯揚げを使うのが基本となります。しかし、5月の中旬には暑くて袷が辛い日も有ります。昔とは、季節感覚も変わっていますので、その日の気温に合わせて着物選びをされたも良いかと思います。
帯に関しては、塩瀬の名古屋帯・綴れの帯は大変便利です。共に盛夏(7月・8月)以外は、袷にも単衣にも使って頂けます。後は、6月、9月によって色柄を合わせれば大丈夫です。   

⑦七五三(753)・お宮参りの準備とやり方。

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七五三の意味

三歳、五歳、七歳は子供の厄年といわれるぐらい身体的、精神的にも節目に当たる事から、厄払いと共に成長を感謝し将来の幸せを祈る行事として広まりました。
「ちとせ」とは千年と言う意味であり、子供の健康と成長を願う縁起もので、千歳飴が長いのも延命長寿を願う意味があります

七五三はいつやるの?何歳で祝う?

七五三(753)は、3歳の男女、5歳の男児、7歳の女児が、数え年の11月15日前後の吉日に神社参りを行います。最近は、満年齢でされる方も増えています。
2歳児は、着物を嫌がる子も多く満年齢でされる方がお薦めです。

七五三の着物は何を着る?

①女児3歳:正絹三ツ身友禅+結び帯+はこせこセット又は、
 三ツ身+被布コートセット。
②女児7歳:正絹四つ身友禅+結び帯+はこせこセット。
③男児3歳:正絹着物+袴セット・正絹着物+被布コートセット。
④男児5歳:正絹着物+羽織+袴セット。

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お宮参りの意味

お宮参りは、古来「産土参り」と呼ばれ、子供の誕生を神に感謝しその健康と成長を祈る儀式です。通常男児は生後30日目、女児は31日か32日目に行う物とされていますが最近は、天候、ご家族の予定で前後の吉日にされる事が多く成りました。

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産着は誰が準備する?赤ちゃんは誰が抱っこする?

産着・フードセットは、母方がご準備され、父方のお母様が抱いてお参りされるのが普通です。

付き添い(母親、祖母)の人の服装は?

付き添いの方の服装は、訪問着・付け下げ・色無地等、儀式にふさわしい装いが普通です。色留袖もお使い頂けます。  

⑧端午の節句の祝いと習わし

端午の節句の祝いと習わし|キモノレンタル|大阪、日産呉服・和田甚端午の節句の祝いと習わし|キモノレンタル|大阪、日産呉服・和田甚
■5月5日は、端午の節句。端午(たんご)は五節句の一つで菖蒲の節句とも呼ばれます端午の節句は、男子の健やかな成長を祈願し菖蒲湯や粽・柏餅で祝う行事です。菖蒲と尚武・勝負の語呂合わせから鎌倉時代に男児の祝いとして広まったと言われています。

⑨振袖ってどんな着物?どこに着ていける?

振袖ってどんな着物?

振袖は、未婚女性の第一礼装で、着物の中で最も豪華なものです。
振袖の特徴は、袖がとても長いことです。
袖の長さによって、大振袖(本振袖)、中振袖、小振袖に分けられます。
袖丈が114cm前後のものを大振袖(本振袖)、袖丈100cm前後のものを「中振袖」、袖丈85cm前後のものを「小振袖」といいます。
13参りのお着物としても使われます。

<着用シーン>

【大振袖】:花嫁のお色直し、成人式
【中振袖】:成人式、卒業式、結婚式
【小振袖】:初釜、パーティー、十三参り

「振袖って何歳まで着ていいの?」

未婚だけど○○歳になったし・・・と疑問に思うところではないでしょうか?
答えは「未婚なら何歳でもOK!」です。
振袖には、成人式で着用するような豪華で派手な着物というイメージがあるのではないでしょうか?
あんな派手なのはもう着られないと思うかもしれませんが
振袖には、大人っぽい色や柄、色無地の振袖などもあります。
また、大人っぽい色や柄、小物を使用することで落ち着いた印象となります。
よく分からなければ、相談してみてください。
未婚であるうちに振袖を楽しみましょう!

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⑩黒留袖ってどんな着物?どこに着ていける?

黒留袖ってどんな着物?

既婚女性の第一礼装として格調の高い着物です。

黒地に、裾部分にのみ模様が施された着物を黒留袖といいます。
一般的に、生地は地紋のない丹後縮緬・濱縮緬等をを用います。
主に、吉祥(きっしょう)文様、有職(ゆうそく)文様などを組み合わせ、金箔や銀箔に刺繍などが入っている豪華な京友禅や手描き加賀友禅、十日町友禅が有名です。この着物には染め抜き日向五つ紋を付け、比翼仕立てにします。

帯は「袋帯」、帯締め・帯揚げ「白」又は「白金」、末広(金銀の扇子)が正式です。草履&バックは礼装用のものを使用しましょう。

<着用シーン>

結婚式・披露宴(新郎新婦の母親、親族の既婚女性、仲人夫人)
※友人や知人の結婚式・披露宴には着用出来ないので注意しましょう。

*本来、未婚の女性の正装・振袖の袖を詰める事に由来しています。文金高島田・黒紋付きの振袖を着てお嫁入りする風習は今も残っています。

わからないことがあれば何でもご相談ください。

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⑪色留袖ってどんな着物?どこに着ていける?

色留袖ってどんな着物?

色留袖は、黒留袖の地色が黒以外の色に染められた着物です。五つ紋の比翼仕立ては、黒留袖と同格の第一礼装です。

黒留袖を着用できるのは既婚女性のみですが、色留袖は未婚・既婚を問わずに着用可能です。色や柄も豊富なため、様々なシーンで活躍してくれます。
ただし、紋の数によって格が変化しますので、紋の数によって用途を使い分けてください。紋の数は少ないほどカジュアルな装いとなります。

<着用シーン>

【五つ紋・比翼し立て(黒留袖と同格)】
 結婚式・披露宴(親族の女性)、宮中に参内、園遊会、叙勲式
【三つ紋/一つ紋】
披露宴(出席する主賓、親族の女性)、格式ある祝賀会、茶会、パーティー、宮中園遊会
*本来、皇族の礼装として用いられました。皇族のは、黒留袖は使用しません。

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⑫訪問着ってどんな着物?どこに着ていける?

訪問着ってどんな着物?

色留袖に次ぐ格の着物として訪問着があります。
訪問着は、年齢・未婚・既婚を問わず、フォーマルからカジュアルまで幅広く着用できる着物です。
訪問着のデザインは「絵羽模様」(縫い目に関わらず、肩から胸や袖にかけて一つの絵のようにつながっている模様)となっています。

紋をつけると格の高い着物になりますが、どんなシーンにも対応できるように紋をあえて入れないことが多いようです。

<着用シーン>

【一つ紋】
お茶会(茶事、初釜等)
【紋なし】
結婚式・披露宴(知人)、お宮参り、七五三、入学式、卒業式、観劇、お食事会、園遊会、祝賀会

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⑬附下(つけさげ)ってどんな着物?どこに着ていける?

附下(つけさげ)ってどんな着物?

訪問着に次ぐ格の着物として付け下げがありますが、
最近は柄の華やかさや紋の有無によっては、訪問着とほぼ同格のものとして
着用することも可能です。
既婚女性、未婚女性のいずれも着用可能です。

付け下げは、模様の付け下げのことで、
戦時下に華美な訪問着が禁止されたときに考案された模様つけの方法
又はその着物のことを付け下げといいます。
着た時に模様がすべて上を向くように反物の状態で模様を描いたものです。

<着用シーン>

【華やかなもの】
結婚式、披露宴、格式あるパーティー、入学式、卒業式、お茶会
【華やかとシンプルの間くらいのもの】
入学式、卒業式、七五三、お宮参り、お茶会
【シンプルなもの】
歌舞伎、演劇鑑賞、お食事(ホテル等)、お茶会

⑭色無地ってどんな着物?どこに着ていける?

色無地ってどんな着物?

黒以外の1色で染められた着物で無地のもの(柄のないもの)を色無地といいます。既婚女性、未婚女性のいずれも着用可能です。
用途によって着分けることができる利用範囲の広い着物です。

紋の数によって用途が変化します。
紋無しの色無地は街着感覚として着ることができます。
一つ紋をつけておくと略礼装となり、正式なお茶会や祝賀会などでも着用できます。三つ紋をつけると紋無しの訪問着より格が上(準礼装)となり、正式なお茶席などで着用可能となります。

<着用シーン>

【紋無し】お稽古、ランチ、ショッピングなど
【一つ紋】正式なお茶会、祝賀会、息を抜いたお茶席
【三つ紋】お茶席

⑮小紋ってどんな着物?どこに着ていける?

小紋ってどんな着物?

着物全体に細かい同じ模様が上下方向関係なく繰り返し入った着物を小紋といいます。小紋は礼装ではなく、普段着と同じ扱いとなります。
小紋には、染めの技法によって多様な種類が存在します。
ここでは、代表的な小紋をいくつかご紹介いたします。

【江戸小紋】

非常に細かい柄が施され、遠目には無地のように見える小紋を「江戸小紋」といいます。スッキリとした大人っぽい印象となるどんな柄にも合う粋な着物です。
一つ紋をつけると格があがり、フォーマルなシーンで着ることも可能となります。

【京小紋】

京友禅の豪華さと型染めを持ち合わせたものを「京小紋」といいます。
遠目では無地のように見える江戸小紋とは異なり、色鮮やかな多色染めの着物となっています。
これまでの小さな柄以外にも洋花や文様などを大きく大胆にデザインされたものが増えています。 

【紅型(びんがた)小紋】

紅型とは、沖縄で誕生した染色技法で紅は式先、型はも王を表しています。
この染色技法による多彩であり、華麗な配色と模様が特徴的な着物を紅型小紋といいます。
他にはない独特な雰囲気を醸し出す着物です。

<着用シーン>

【一つ紋(江戸小紋)】子供の入学式、卒業式、祝賀会などのフォーマルなパーティー、食事会など
【紋なし】食事、お買い物、お稽古、ちょっとしたパーティー、結婚式の二次会  

⑯紬(つむぎ)ってどんな着物?どこに着ていける?

紬(つむぎ)ってどんな着物?

糸の段階でいろいろな色に染められた糸を組み合わせて織り上げることで柄を表現した着物を紬(つむぎ)といいます。
養蚕農家が絹として売り物にならないくず繭を使用して紡いだ糸で織られていたため、紬は普段着として着用されていました。そのため、紬には、その土地の風土に合った様々な種類があります。
ここでは代表的な紬をいくつか紹介したいと思います。

【大島紬(おおしまつむぎ)】

鹿児島県奄美大島と鹿児島市で生産されている平織の絹織物のことを大島紬といいます。大島紬には、泥大島、藍大島、色大島、白大島などの種類があります。大島紬の魅力は豪華さと高級感、細かな点と点を合わせて作る「絣(かすり)」の美しさにあります。

江戸時代には、薩摩藩への上納品とされており、島民は着用が禁止されていました。

当時の大島紬は、紬糸を用いて織られていましたが、明治時代に締機(しめばた)が開発されるとやがて紬糸から絹糸に変わりました。
現在では、縦糸緯糸ともに絹糸が用いられていますが、もともとは紬糸を用いていたので「大島紬」という名前が残っています。

【結城紬(ゆうきつむぎ)】

奈良時代から茨城県鬼怒川流域でつくられてきた絹織物を結城紬(ゆうきつむぎ)といいます。
鎌倉時代の領主が結城氏であったことから「結城紬」と呼ばれるようになりました。

結城紬は、真綿から1本1本手でつむぎだすことで作られる上質な糸を用いて織られているため、軽くて柔らかく、保湿性に優れた着物です。

素材の良さを損なわない上質の糸を用いているため、丈夫で経年変化による風合いが魅力となり、「結城は一度、寝間着にしてから外出着にする」と言われるほどです。

<着用シーン>

【一つ紋入り色無地の紬】
 正式なお茶会、パーティーなど

【上記以外】
 同級会、結婚式の二次会、観劇、ショッピング、友人との食事など

⑰着崩れの直し方

着物をきれいに着付けしてもらっても動いているうちに着崩れてしまうこともあると思います。
普段着物を着ない方の場合、どうしていいかわからなくなることもありますよね。
ここでは着崩れてしまった部位別に着崩れの直し方を紹介していきます。

衿もとの着崩れの直し方のコツは、下前をひっぱること

最も着崩れやすいのが衿もとです。
ゆるんできたなと思ったら、身八つ口(袖付けの下の脇縫いを縫い合わせずに開けてある部分)に左手を入れ、着物の下前(着物の前を合わせたときに内側になる方。右前身ごろ)の衿を持ち、下に引っ張って下前のゆるみをとります。
次に上前(着物の前を合わせたときに外側になる方。左前身ごろ)のおはしょり(着物を着たとき帯の下に出て折り返してある部分)を下に引いて整えれば衿元の乱れは直せます。

帯が下がったときの直し方

体形の補正が不完全な場合、帯が下がってしまいます。しかし、外出先で帯を結びなおすのは無理ですよね。こんなときのためにタオルを1枚持っていると便利です。タオルを小さくたたんで、帯と着物の間に入れるだけで解決します。応急処置としてはハンカチを代用することも可能です。帯は結びなおせませんが、帯締めだけは結び直しておきましょう。

帯締めの結び方

1.帯締めを前で左右同じ長さの位置で持ちます。
2.右手に持っている方を下にして、交差させます。
3.上になっている方をできた輪の下から上に通して結びます。
4.下になっている方を右に向けます。
5.上にきている右手の帯締めを下におろします。
6.5のようにすると輪ができるので、そこを下から通します。
7.最初にできた結び目がゆるまないように押さえつつ引き締めます。
8.結び目が突き出さないように軽く上から押さえて平たくなるように仕上げます。

おはしょりの乱れの直し方

立ったり座ったりが激しい場合に起こりやすいのがおはしょりの乱れです。鏡の前に立って、おはしょりの幅を決め、帯とおはしょりの間に手を入れ左右にしごくように、帯の中にたるみ分を入れ込みます。おくみ(前身ごろに縫い付ける半幅の細長い布)の縫いしろがおはしょりとその下で一本の線になるように合わせるのも大切なポイントです。

ヒップにしわが寄ったときの直し方

座ったときに起こりやすいのがヒップ部分のたるみです。このしわを直すには、まず腰ひもに右手をかけます。そしてこのひもの上を持ちながらたるみを引き上げてしまいます。たるみを取った後は、おはしょりをきれいに整えることを忘れないようにしましょう。

上前の裾が下がったときの直し方

思わず大股で歩いてしまったり、階段の上り下りのときなどに起こりやすい着崩れです。
直すときは、まず腰ひもの上を持ちながら引き上げます。同時におはしょりも整えなおしましょう。

下前の裾が出てしまったときの直し方

着崩れ防止のためにも、腰ひもをしっかり結んで着つけることが大切です。それでも歩いたりしているうちに下前の裾が出てしまうことがあります。
見た目にだらしないだけでなく、裾を踏んで汚してしまうこともあります。こんなときには、上前をめくり、下前の衿先(着物の衿の先端部分)を腰ひもの上から引き上げます。  

琉球紅型とは(沖縄伝統工芸)

琉球紅型とは(沖縄伝統工芸)

「琉球びんがた」は沖縄の地で生まれ育った唯一の染物で、京友禅、加賀友禅、江戸小紋と並ぶ、日本の代表的な染物です。伝統的な染色技法が近代的なものへと取って代わられる昨今、「琉球びんがた」は変わらずすべての工程を手仕事で、先人たちの技法を守り続けている。

留袖や喪服、黒紋付きに入って居る家紋の話

    

 家紋は、日本独特の文化で家計・家柄・血族・地位を表す為の紋章です。平安門鑑や紋典には、4000以上の家紋が掲載されています。
天皇家:菊の紋章 徳川家:三つ葉葵 橘家:橘 豊臣家:五七の桐等
紋には、使用する場合により日向紋・陰紋・中陰紋などの種類が有ります。

各地で使用方法に異なりが有りますので、ここでは関西地方での風習を元に説明致します。
関西では、一家に男紋と女紋が有ります。男紋は、祖父・父・息子と代々引き継いでいく家紋で主にお墓・黒紋付き・お宮参り着に使われます。丸を付けて使用されるのが普通です。
女紋は、祖母・母・娘と引き継がれる家紋です。関西では、丸を抜いて留袖・色無地・喪服・付下げ等に使用されます。
結婚式で家紋が同じで有れば、血族だと分かります。結婚前に作る喪服・色無地には、母方の紋を入れる事となります。   

㉓高級袋帯について

  

 正絹袋帯の産地は、①京都西陣、福岡博多、佐賀、群馬桐生等ですが、高級袋帯は、ほぼ西陣で織られています。有名ブランドとしては、
龍村・川島・河合美術織物・加納・長嶋・となみ・服部・渡文・まいずる・加藤善
山口織物等です。
中でも、龍村美術織物は初代・龍村平蔵以来、高級袋帯の技術・技法を引き継いで居ます。
■帯の織り方■
①ジャーガード織:経糸・横糸の情報を機械で読み取り、織りあげる。
◎丸帯:表地・裏地を同時に織りあげ、脇を縫いあげるので、表・裏の両方使えます。
◎袋帯:表地と裏地(無地)を別に織り、両方を合わせて縫い上げます。
②本袋織:表地と裏地を筒状にして同時に織っていきます。表・裏の縫い合わせがありません。
③つづれ織:手織り機で横糸をくぐらせ、爪のギザギザで経糸をかき寄せて織りあげる。手織の最高峰、表地と裏地が同じに仕上がります。

 正絹西陣最高級袋帯|総日本刺繍|
  ◎龍村美術織物               ◎総日本刺繍袋帯
 正絹西陣最高級袋帯|川島織物・本袋| 正絹西陣最高級袋帯|長嶋織物・瀞金錦|
  ◎川島本袋帯                ◎長嶋織物・瀞金錦
 正絹西陣最高級袋帯|長嶋織物・瀞金錦| 正絹西陣最高級袋帯|長嶋織物・瀞金錦|
  ◎となみ織物                ◎河合美術織物

■日産呉服では、七五三・お宮参着のレンタル・販売写真撮影を行っています。
■お問い合わせ先:06-6925-2717


 大阪、日産呉服&和田甚は、大阪市北区・都島区・旭区・城東区で高級呉服販売&留袖(とめそで)、モーニング、振袖(ふりそで)、袴(はかま)、七五三(753)、訪問着のレンタルと着付け&ヘアー&メイクで、格安1番店を目指しています。早朝の着付け・出張着付・写真撮影(自社スタジオ)・ネイルも承ります。
帝国ホテル大阪・天満宮・都島神社・ホテルモントレ大阪・ホテルモントレラ・スルー大阪・ホテルニューオータニ大阪・ガーデンオリエンタル大阪・大阪城迎賓館、他梅田近くの結婚式場のレンタルは、日産呉服にお任せ下さい。

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